きっとあなたは忘れてるけど・・・

私は一度だって忘れたことはない。

Love you?Start-


「ホグワーツ特急どこよー!!!????!?!」

私、は異国の地、イギリスのかの有名な駅を彷徨っていた。

ことの始まりは数ヶ月前。(2ヶ月ほど前だったかしら?)

ホグワーツという学校から入学許可書が届いた。

その時、両親から初めて聞いた。

『あなたは魔法使いなの。。それもマグルでも混血でもなく、純潔のね。』

そう。両親も魔法使いだそうだ。

最初は驚いた。けど、だんだん嬉しさがこみ上げてきた。

「私が魔法使い?すごい!嬉しいvv」

「じゃあ、。ホグワーツに通ってくれるのね?」

「ええ!もちろん!!とっても楽しみだよ!!!」

そんな感じでホグワーツに通うことを決心した。

キングス・クロスで両親と別れた。

あんまし迷惑かけたくないし、「手が掛かるから心配だ」なんて思われたくない。

なんてったって今日から親元を離れて寮で暮らすんだから。

1人暮らし。とまではいかないけど、11歳にしてみればそれ相応の期待と不安がある。

だから言った。

「私、1人で大丈夫!もう子供じゃないんだから★」

後悔先に立たず(溜息)

ちゃんと聞いておけば、列車に乗るまでついて来てもらえばよかった。

「とにかく早く見つけなきゃ!!発車まであと30分もないんだから!」

とにかく、誰かに聞こうかな?

でも9と4分の3番線はどこですか?なんて聞いたらバカみたいだ。

だってどう見たって9番線と10番線しかない。

気がついたら私は地面に座り込んで涙を流していた。

そう、ここは異国の地。今自分には頼る人がいない。

友達も・・・いない。

考えてなかったけど得体の知れないアジアの国から来た、典型的日本人顔の自分の友達になってくれる人がいるのだろうか?

もしかしたら7年間、ずっと1人のままかもしれない。

そう考えたらより一層、涙があふれてきた。

どうしよう。止まんない。

「おい。どうしたんだよ?」

ふと、後ろから話かけられた。

振り向いて見えたその姿は身長が高く綺麗な顔立ちの、ジュノンボーイのオーディションで優勝しそうなほど(←意味不明)

とにかく「ステキ」とか「かっこいい」とかいう言葉が似合いそうな男の子が立っていた。

「なっなんだ!?泣いてるのか?!どうしたんだよ!?」

「な、なんでもないです。ただ自分が乗るホームが分からなくて・・・」

その男の子は私の荷物をじっと見た。

やだ。恥ずかしい。

だって大きなトランクに大きな旅行カバン。極めつけは両親が手紙を送るようにと言って新しく買ってくれたふくろう。

こんなの持ってるなんてただの変態だよー!!!!

「お前、ホグワーツの生徒か?」

えっ?

私はその言葉に驚きながら、ほぼ無意識で答えた。

「う・・・うん。今日からホグワーツの1年生なの。」

「そっか。じゃあ、俺とおんなじだな!俺も今日からホグワーツの生徒だぜ!!」

「ほんと!?ほんとに!?」

「おう!よろしくな!えっと・・・?」

!私はだよ!」

「変わったナマエだな。俺はシリウス。シリウス・ブラック!よろしくな、!」

そのとき、手のひらが差し出されると同時に向けられた笑顔。

あの笑顔は一度だって忘れたことはない。

彼はもう忘れてしまったかも知れないけど、私は忘れない。

 

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★あとがき兼言い訳のコーナー★
なんなんですかね、ほんとに。初ドリームUPなのに、連載ちっくだしさ。
しかもリーマスラブラブ〜vとか言っときながらシリウスからUPとは。
しかも、ヒロインさん、駅で迷ってて窮地に追い込まれてるのにシリウスの第一印象、かなり説明的だし(笑)
シリウス「だよなー。萌黄の文ってなんかつまんないよなぁー。」
萌黄「んまっ!そんなこと一言も・・・」
シリウス「しかも初ネット上UPなのに、連載かよ。」
萌「ち・・・違う!!連載じゃない!最初のLove you?は1でこれは1.5!」
リーマス「連載と変わんないじゃん」
萌「はっ!リーマス!!痛いとこつくわねぇ・・・」
リーマス「ってゆうか君、僕が一番好きとか言っておきながらなんでシリウスから書くのさ?」
萌「それは・・・(汗)」
ジェームズ「ってか僕のドリーム書く気ないでしょ?(にっこり)」
萌「ジェームズさん!!そ・・そんなことはございませんよ?(汗)あぁぁ!長くなっちまった!続き早く書かなきゃ!」
シリウス「とんでもない管理人が書くドリームだけど最後まで付き合ってくれよなv」