高く、筋の通った鼻
長い睫
形のいい唇
白く綺麗な肌
整った顔立ち
横顔
「好きだなぁ・・・」
そう洩らした言葉に彼はこちらを見やる
「何が」
その素っ気ない物言いも全部好きだけど
1番好きなのは
「ドラコの横顔」
「は?」
「だからドラコの横顔、好きだなぁって」
「突然何を」
「突然思い立ったから言ってみた」
軽く溜息をつく彼
そんな姿もやっぱり全部好き。
ドラコは読んでいた本をパタリと閉じて私に向き合う
「横顔だけ?」
「え?」
私の両頬を手で優しく包み込み、見据える。
やっぱり綺麗な顔立ちだな
「は僕の横顔だけが好きなのか?」
そう言って彼は私に顔を近付ける
間近で見るとその綺麗さが直に分かる
毛穴なんてないんじゃないのかって思ってしまうほど綺麗な肌
すっとした鼻筋
切れ長の目
綺麗な唇
「私とは大違い」
「、質問に答えて」
むぅっと膨れて軽く睨むその表情も本当は全部好き
「横顔も好きだけどやっぱりドラコの全てが好き」
そう言うと彼は満足そうに微笑み私に軽く口付ける。
その笑顔が本当に綺麗で羨ましいくらい
「は綺麗だよ」
私の思っていることを感じ取ったように
彼は言葉を紡ぐ
「僕はの全てが好きだ」
ドラコは片手で私の髪を梳く
「この綺麗な髪も」
瞼に口付ける
「瞳も」
唇にまた口付ける
「唇も」
そして強く抱きしめる
「その美しい心も。の全てが好きだ」
今度は私がドラコに口付ける
「好きよ、ドラコ」
あたなの全てが好きで
あなたと今共に在ることが幸せで
あなたと一緒にこれからもずっと在り続けたいと切に願う
「愛してる」
どちらともなく言った言葉はきっとこれからも生き続ける
言霊となって
end
いいわけ
タイトルあんまり意味ないし;
ってかぬるいなぁ〜(最近二言目にはこればっかり)
甘くしたかったんだけど・・・あえなく挫折。
とりあえず普通・・?かしら?久々のドラコ夢なのに・・・。