私の大好きなあの人。

どんなことでもいい。

あの人のこと、知りたい。

こういう気持ちは恋する乙女に付き物よね?

 

好きだもん!

 

コンコン。
カチャ。

「またお前か。。」

スネイプが溜息を1つ漏らす。

「スネイプ先生。ちょっと分からないことがあるんです。
教えてくださいませんか?」

「もう夜遅い。さっさと自分の寮に帰りたま・・。」

スネイプが全部言い終わる前にが突っ込む。

「まだ消灯時間じゃありません。」

「・・・これは教師としての言いつけだ。早急に寮に戻りなさい。」

「でも先生。分からないことを生徒に教えるのは教師としての義務じゃありませんか?」

「・・・(溜息)仕方ない。入りなさい。」

 

グリフィンドールの生徒とスリザリンの先生。

普通ならこの組み合わせで2人きりなんてありえない。

別にこの2人、付き合ってるわけでもない。

 

「さぁ、分からないところを早く言え。そして早く我輩の目の前から消えろ。」

「その言い方はちょっと酷いんじゃなくてー??セブチン〜!!」

「!!!きっ・・貴様に慣れなれしく呼ばれる筋合いはない!!
大体なんだ!!セブチンとは・・・!!!」

スネイプが大声で怒鳴る。
は怒鳴られても怯む様子は全く見せない。

「はいはい。わかったから照れないの。」

「ぐっ・・・・」

言い返したいのに言い返せない。

いつもいつも、そう毎晩のようにスネイプはこの少女に悩まされるのである。

このグリフィンドールの少女、スネイプがまったく恐くないのである。

それどころか・・・。

 

 

 

 

「先生って好きな人いますか?」

 

 

 

 

の言葉にスネイプはお茶を飲んでいたら間違いなく吹いていただろう。

「なっ・・!!!///」

「あっ。好きな人じゃなくても、愛し合ってる人でも可。
まぁ、先生に限ってそんな人いないと思いますけどね。(にっこり)」

そんな何気に酷いことを平気でしかも笑顔で言うなー!!!

「お前という奴は・・・!いきなり何を言い出す!!」

「だって気になるもん!!」

 

そう。

 

はスネイプにただいま熱愛中なのである。
(一方的な片思いだが)

 

「ねぇ〜!いるんですか?いないんですか??」

言葉に詰まるスネイプ

「ねぇ〜!!!!どうなんですかぁ!?!!?」

 

溜息を1つ漏らす。

今日、これで何度目の溜息だろう。

別にこんな意味のない質問、答えなくてもいいのはわかっている。

だが、という少女だとなぜか調子が狂う。

 

「好きな奴などいない。
さぁ、これでいいだろう?さっさと我輩の前から消えろ。」

 

それを聞くとはぱぁっと顔に満面の笑みを浮かべた。

「よかった!!!じゃあ私にも望みはあるってことですよね!?」

 

その言葉を聞き(意味を理解し)顔を赤くするスネイプ。
あら、可愛い(笑)

「の・・望みなどない!
我輩はお前みたいなガキと付き合う気など全くない!!」

そんなことを言われても全く怯まない
もしや最強?

「じゃあ、私が大人になるまで待っててください。
絶対落としてみせますので。覚悟しといてねvセブルスvv
あっ。もう行きますね。」

そういうとはスネイプの部屋から出て行った。

 

 

 

 

はぁー・・・(溜息)

「この先が大変だな・・・」

苦笑しながらつぶやくスネイプ。

 

「・・・いいなぁ〜。セブルス。」

 

スネイプは驚いて後ろを振り向く

「ル・・ルーピン!!!」

「愛されてるねぇ〜vこのこのv」

「貴様!いつからここにいた!?」

「いつって・・・さっき。悪いけどとのやり取り全部見せてもらったよv」

「!!!」

顔を赤くするスネイプ

その様子を見てクスクス笑う同僚、リーマス・ルーピン

「いいじゃない。愛されてるってことはいいことだよ?セブルスも結構まんざらじゃなさそうだしv」

「ぐっ・・・」

にっこりと黒い微笑みを称えながらリーマスが言う。

「セブルス、のこと好きなんでしょ?正直になりなってー!」

その言葉により一層赤くなるスネイプ

「う゛・・・・消えろ!どいつもこいつも我輩の前から消えろ!!」

リーマスは「はいはい」と軽く言うと部屋から出て行った。

 

 

「まったく・・・どいつもこいつも調子が狂う奴ばかりだ・・・!!!」

 

 

こんなことを言っているがスネイプがに落とされるのも時間の問題である。

 

 

 

ねぇ。

スネイプ先生?

私、あなたのことなんでもいいから知りたいの。

たとえ先生に今気になる人がいてもいい。

なんでもいいから教えて?

だって私、先生のこと

大好きだもんvv

 

 

 

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

「ねぇ、セブルス」

「・・・なんだ。ルーピン」

「愛の妙薬の作り方教えて♪」

「//何を言い出す!!?」

「いやぁ〜(微笑)作ってにプレゼントしようと思って(笑)」

「貴様っ(怒)・・・殺す・・・!!」

 

 

End★

 

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★あとがき兼言い訳のコーナー★
萌黄っち初のスネイプドリーム(パチパチ〜)
なんだかセブルス人(キャラ)変わってません??
でも、萌黄的にはリーマスを出せたのでよかったです(笑)
セブルス「・・貴様(怒)我輩ドリームだというのにまたルーピンかっ!?」
萌黄「うん。だってリーマス贔屓だもんvいいじゃん!セブチンにはさんがいるんだから★」
セブルス「!!!//」
萌黄「さぁって次はジェームズのドリーム頑張ろ〜っと♪」