むかつく。
見てるだけでむかつく。
なんであんたっていつも笑ってるの?
一見大したことなさそうなのに。
どうせ弱いんだ。
けんかとか出来ないくらい弱い情けない男なんだ。
りーます
「!」
ついてこないでよ。
「ねぇ、ってば!!」
うるさい。
「ねぇねぇ、聞いてる?」
「・・・だぁ!!!うるさいわね。」
そう、私が言った時の奴の顔ったら。
驚いて目をきょとんとさせて、それからいつもの笑顔になって。
「やっと喋ってくれた。」
「何よ?なんなの?用があるなら早く言って。そして私の前から早急に消えて。」
「何そんなに必死になってるんだい?」
「あんたがマイペース過ぎるだけでしょ!?」
それでも彼、リーマス・ルーピンはへらっと笑って続けた。
「ねぇ、一緒にお茶しないかい?美味しいチョコが手に入ったんだよ。」
「あら残念。私、チョコが大っ嫌いなの」
「うそだね。この間、ホグズミート行った時、ハニーデュークスから大量のチョコを嬉しそうに抱えて出てくる君を見たよ。」
「くっ・・・」
(見られてたのか!!)
「悪いけどダイエット中・・」
「そんなに痩せてて?君は逆に少し太った方がいいよ」
隙というか、怯みがないリーマス。
どうしたものか。
なんでこう私に付きまとうのかしら。
私が何かした?
毎日のようにお茶に誘ってくるのよね(疲)
いつもはなんとか逃げてたけど、今日は何でこんなにしつこいのかしら。
は1つ溜息をこぼすと意を決したように言った。
「・・・悪いけど、あなたとお茶したくないの」
「・・・・それが本心かい・・?」
「えぇ。」
「前から思ってたんだけど・・・僕のこと・・・嫌い・・?」
「えぇ。そう。大っ嫌いよ」
そう言うとリーマスは寂しそうに笑って
「ごめんね、気付かないで今まで付きまとって。・・・じゃあね」
行ってしまった。
しょうがないじゃない。
本当のことなんだから。
なんとも思わないわけじゃないけど、嫌なものは嫌なの。
「おい、リーマス。最近、とはどうだよ?進展したか?」
「シリウス。その話しはやめてくれ。」
「リーマス、まさか君・・」
「ジェームズ・・・僕、振られちゃったよ・・僕のことが大っ嫌いなんだって。」
「は?何で?あんな女に?あいつなら余裕だと思ってたんだけど・・」
「シリウス!・・彼女はね、本当はすごく綺麗な人なんだよ。外見もだけど中身がね。」
「そもそもリーマスは外見じゃなくて中身に惚れたんだろ?シリウスとは違うから」
「うるせぇな!ジェームズは黙ってろ!!」
ジェームズとシリウスがぎゃあぎゃあ言い争いをしていた時。
「あれ・・」
ジェームズが何かに気付いた。
「あれって・・じゃない?」
「え・・」
見るとはスリザリンの上級生らしい男子4人に囲まれている。
はすごく困った顔をしている。
なんだろう。
「あれって・・たかりじゃねぇ?」
「え・・?」
「だってあいつら、そういうので有名じゃん?地味な奴ばかり狙って。卑怯なやつら」
「リーマス。早く彼女を助けないと!」
「でも・・僕のこと嫌いなんだよ?嫌いな奴に助けられても・・」
「がどうなってもいいのか!?」
「それは・・」
いやだ。
そう思ったら足が勝手に動き出してて。
スリザリンの上級生に飛び掛っていた。
「ちょ・・リーマス!?」
「お前達、にちょっかい出してみろ。僕が許さない」
「お前・・グリフィンドールのリーマス・ルーピンか?」
「あぁ。そうだ。」
「悪戯仕掛人の2番目に弱そうな奴だ。」
「へぇ・・僕を甘く見ると痛い目に合うよ?」
そう、リーマスが言った時スリザリン生がリーマスに飛びかかった。
それを上手く交わし、スリザリン生に殴りかかる。
(強い・・・)
全員を倒した時のリーマスの顔はいつものへらへらした様子はなく
きりっと男前で
・・・かっこよかった。
「だから僕を甘く見ると痛い目に合うって言っただろ?」
「リーマス・・」
「さぁ、。行こう。」
「あの・・ありがとう」
「ううん。・・・ごめんね。僕の顔なんか見たくもないよね?」
「・・・」
「じゃあね。もう君には極力話し掛けないように・・」
「次のお茶会はいつ?」
「え?」
「あなたが誘ってくれないなら私が誘うわ。」
「・・」
「嫌ならいいんだけど?」
「全然!嫌じゃないよ!!!」
「そんなに意気込まなくても・・」
「、いいのかい?」
「・・・見直したわ。リーマス。さっき・・・かっこよかったよ」
「・・!!」
が僕に少し心を開いてくれたのが嬉しかった。
いつか僕のことを異性として見てくれる時が来たら
なんて思ったりもするけど。
まだいいや。
少しずつ。
少しずつでいいから僕のことを好きになって欲しい。
★end★
♪言い訳♪
the★意味不明。何が書きたいのか途中で分からなくなり・・・
暴走しつつなんとか解決ってか強制終了・・?
viva強制終了!強制終了万歳!・・・なわけないんですけど(笑)
まじですいません・・・。
ちょっとロニィの初恋夢と被ってます。。。