終わりのないストーリー
代わりに
昨日、シリウスに会った。
だけど向こうは全然覚えてなくて・・・。
涙が出そうだった。
だけど仕方ないことだ。
彼を救いにここへ戻ってきた。
でもどうやって救う?
彼は私を覚えてない。
どうすれば私のことを思い出してくれる?
どうすれば・・・
それにしても
「あぁ・・・悲しきかな・・・」
「、何言ってるのよ。」
あと数分で防衛術の授業が始まる。
(そうだ。授業のあとリーマスに相談してみよう!!)
自分で救いに来たというのにその方法が見つからないなんて・・・(汗)
情けないわ・・自分。
ばんっ
教室のとびらが勢いよく開いた。
「あ・・・れ?」
入ってきたのはリーマスではなくセブルスだった。
「なんでスネイプ先生が・・?」
皆がざわめく。
その中でセブルスが声をあげた。
「ルーピン先生は今日は調子が優れないので休みだ。」
その一言で皆が動揺する。
もちろん、私も。
そういえば今日、朝食の席で見かけなかった。
それに昨日の夜もあまり顔色が良くなかったような・・・
「これから授業を始める。」
「まさか・・・」
「スネイプがルーピンの代わり?!」
ハリーとロンが声を潜めて言った。
どうやらそうらしい。
最低の授業だった。
授業内容は狼人間について。
・・・リーマスのことだ。
彼を侮辱するにすぎないやり方。
きっとセブルスはリーマスの正体を誰かに気付いてほしくてやったのだろう。
まじ、むかつく。
でも気付いた。
今日は満月だ。
だから休みなんだ。
あとでリーマスの様子を見に行こう。
★あとがき兼言い訳のコーナー★
ドリームじゃないっすね。
まぁ、気にせんとさらっと読んでくださればと思います。