終わりのないストーリー

 

 

 

 

頭痛

 

 

 

わたしは何を忘れている?

何か大事なことか?

思い出せない。

考えると頭が痛い。

 

 

頭が割れそうに痛い。

・・・頭痛。

 

 

あまり考えるのはよそう。

 

 

「お前・・えっと・・名前は?」

よ。」

「名前。ファーストネームは?」

「それは・・まだ言えないわ。」

「なぜだ?」

「言ったらあなたを苦しめてしまうから。」

「よく意味がわからないのだが・・」

「それよりそろそろ戻らないとルームメイトに気付かれちゃうからもう行くわね。」

「あぁ・・・色々とすまない。」

「いいえ。それより頑張って逃げてね。」

「・・・なぜだ?わたしは脱獄者だ。なぜ君はわたしを助ける?わたしのしたことを知らないのか?」

「だって本当はやってないんでしょう?」

「なぜそう思う?」

「思うんじゃなくて、そう確信しているわ。」

「そうか・・・」

「あなたはポッター夫妻を裏切ってなんかいないわ。」

「!なぜそのことを!?」

「・・・秘密(笑)」

「ちょっ・・待てよ!!」

「そのうち分かるわ。・・・思い出してくれることを願ってるから。」

そう言うとと名乗る子は行ってしまった。

 

不思議な子だった。

初めて会った気がしない。

遠い昔にどこかで会ったことが・・?

それより、なぜジェームズ達のことを知っている?

あの子はまさか・・夢に出てきたという女性か?

しかし昔関わったことのある人ならもっと年を取っていてもいいはずだ。

若すぎる。

それにという女性は死んでいるのはないのか?

 

 

頭が痛い。

 

あまり考えるのはよそう。

 

 

 

★あとがき兼言い訳のコーナー★
はい。意味不明。まぁ、これは意味不明のストーリーですので(笑)
頭痛くなること(=面倒なこと)はあまり考えない。
シリウスさん、まさに管理人のような人になりつつあります。
よくお医者様が「記憶喪失の人は、失った記憶を思い出そうとしたり、
それについて深く考えるとものすごい酷い頭痛に見舞われる」と言いますけど、
記憶喪失になってもないのによくそんなことわかるよね。
って別に文句が言いたいわけじゃないんですが(笑)