終わりのないストーリー
夢
「なんだ・・ここは?」
誰かの家らしい。
ここは見るからに荒れてて。
足の踏み場もないほどだった。
周りを見てみる。
一面が荒れている。
誰もいないのだろうか?
物音1つしない。
2階に上がってみる。
1つの部屋がある。
入ってみる。
「・・・ひどい・・・」
そこにはぐちゃぐちゃになった人がいた。
腹からは内臓が飛び出ていて、床を汚しており
手足首は胴体から切り離されている。
一面血の海だった。
「ひどい・・・誰がこんなことを・・・」
「ごほっ」
部屋の隅の方に小さな男の子がいた。
「君、大丈夫かい!?」
「う・・ん」
「一体何が起こった?!」
「お・・狼・・人間が・・・」
「え・・」
「・・殺した・・んだ・・僕の家族・・を・・」
「狼人間・・が・・?」
少年は1つだけ小さく頷くと、少年と言いがたいほど恐ろしい顔つきになって僕を見、言った。
「そう。お前の仲間の人狼が殺したんだよ。」
どくっ
心臓が鳴った。
「お前達みたいなのがいるから人間は安心して暮らせない。」
やめろ
「人狼なんていなくなればいいんだ」
黙れ
「きっと誰もが思ってる。あのさえも」
お願いだから
「リーマス・ルーピンは生きている資格はない。お前なんて消えればいい」
やめてくれ!!
「リーマス!!」
目を開けたそこには心配そうながいた。
「大丈夫?すごくうなされていたわ。」
「・・夢・・?」
「恐い夢でも見たの?」
息が荒い。
残酷残忍な夢だった。
リアルだった。
まだ血の匂いがしそうだ。
「・・・ずっとそこにいたのかい?」
「いいえ。今来たところよ。」
「そうか・・」
「リーマス、あなたすごい汗かいてるわ。着替えた方がいいわ。」
「ねぇ、。わたしは・・・」
いらない人間なの?
「え・・?何?」
「ん・・なんでもない。着替えてくるよ。」
僕はここにいてはいけない人間なのか?
生きる資格のない人間なのか?
いや・・人間じゃないか・・僕は。
もうすぐ満月だ。
僕は人でなくなる。
★あとがき兼言い訳のコーナー★
私、この間人に殺される夢を見ました。
かなり残酷でした。最初はBRで桐山が使ってる銃(?ぱららららってゆーやつ)で腹をやられ、
それからぼろぼろになった腹をナイフで切り刻まれ、内臓を引っ張り出されました。
腸とかぶんぶん振り回しながら、その(私を殺した)人は狂ったように笑ってました。いや、もーすでに狂ってるか?
それから首を日本刀のようなもので切られました。
そんな惨い殺され方をしているのに私は自分が殺される様をじっと見てました。
さすが、夢!なんでもありだ(笑)