Love you?−5−
図書室。
ちょっと早めに来て彼を待つ。
ちゃんと言おう。
今日ちゃんと言わなきゃ。
「やぁ。。」
の体が一瞬強張る。
緊張しながらもは話を切り出した。
「あのね、リーマス聞いてくれる?」
うん?
と、言って彼は微笑みながらの隣りに座る。
「何だい?」
「あ・・・あの・・・・・」
「シリウスのこと?」
は目を見開いた。
シリウス。
今、この人シリウスって言ったよね!?
「好きなんだろ?シリウスのこと。」
リーマスは優しく微笑みながら言った。
なんで?
がそう言おうとしたときリーマスが笑いながら言った。
「そんなの君の数々の行動を見てればいやでも気づくよ。
廊下ですれ違う時、シリウスのこと目で追ってただろ?授業中もシリウスを凝視してるし。
僕らが悪戯する時にこっそり後ろからついてきてるのも気づいてた。
食事の時もいつもさりげなく僕らの近くで食べてるだろ?」
さらにリーマスは続けた。
「きっとね、ジェームズも気づいてるよ。ピーターもあれでいて結構敏感だから(恋愛話には)」
「あ・・あの!!・・シリウスはこのこと・・」
「どーだろー。多分気づいてないんじゃないかな?シリウス鈍いから。」
よかった。
がほっとする。
「がシリウスのこと好きでも僕は諦めないからね」
え?
が伏せていた顔を上げる。
リーマスと目があう。
「好きだ。のことが好きだ。いつも、ずっと見てきたんだ。
君がいつも目でシリウスを追ってるように僕も君のこと目で追ってた。」
「でも、私は・・」
「シリウスのことが好きなのはよく知ってるよ。でも好きなんだ。
返事は無理しなくていいから。
それとこれからも友達でいて欲しい。
僕なんかでよければどんなに利用しても構わないから。」
それだけ言い残すとリーマスは立ち去った。
利用。
彼を利用しようとしてたこと、本人は気づいてたのか・・。
リーマスはああ言ってくれたけどやっぱり利用なんて出来ないよ。
いい人だもん。
わかんないよ。
もう。
私、どうすればいいかわかんないよ・・・。
★あとがき兼言い訳のコーナー★
あぁ・・・。私もリーマスみたいな人に告られたい・・・(笑)
もう!!リーマス大好きvvv
ってかね。日に日に思うけど、1回1回の話が短くなりつつある気がしないでもないんですが・・・。
なんかね、あっちの方向にもっていきたいんだけど、
文才ないからどうやって持ってけばいいか悩むんだよね(爆)
ま!とにかく早くこの連載終わらせるために頑張るべ!!