いつからだろう。
君のことを想うと胸が苦しくなって、
君の声を聞くとドキドキして、
君の笑顔を見ると胸が高鳴るんだ。
君が好きなんだ。
星に願いを-2-
綺麗な夜空だ。
漆黒の空をバックに星が輝いていて
すごく綺麗だ。
こんな空を見ていると何もかもが上手くいく気がする。
星よ
どうか、あの人に上手く僕の気持ちが伝わるよう祈っていてくれ。
星よ
どうか、僕の願いを・・・
「ハリー」
どきっと心臓が鳴ったのが分かった。
「」
「ハリー。なぁに?用事って」
「あのね・・」
言ってしまえ。
言うために、伝えるためにここに呼んだのではないか。
「あの・・・」
心臓がうるさいくらいに鳴ってる。
我ながら情けないと思うけど、
それは仕方のないことだ。
「・・」
思い切って言おうと、伏せていた顔を上げたとき見えたの顔は
ホグワーツの綺麗な星空を見ていて
星空に負けないほど綺麗で
僕にはどの星よりも綺麗に見えて
見惚れてしまった
その時、の口から出た言葉に僕は驚いた。
「星に願いを」
「え・・?」
何を・・?
振り向いたは微笑んでいて、嬉しそうに話し始めた。
「昔、大好きだった絵本があったの」
まさか
「星に願いをっていう本で。バックが黒くて、小さな星が1つ輝いている表紙でね。」
ほんとに・・?
「星に願い事をすればきっと叶えてくれる、自分の気持ちも相手に伝えてくれるっていう内容でね」
そうだ
「それを信じて毎日毎日星に願いをしていたわ」
僕と同じだ
「大好きで何度も何度も読み返したの」
「僕、が好きだ」
今が夜でよかった。
突拍子もなく告白した僕の顔はきっと真っ赤だろう。
は驚いた顔をしたけれどすぐに微笑んだ。
「ハリー。私ね、今でも星に願いをしているの」
話し出したの顔がほんの少し赤く見えたのは気のせいだろうか?
「ハリーに私の気持ちが伝わるように」
はそれ以上何も言わなかった。
だけど、それだけで僕は満足だった。
「ねぇ、。僕も星に願いをっていう本読んだよ」
「うそ?!」
「ほんと、ほんと。僕も大好きで何度も読み返したんだ」
「そうなんだ・・・」
「僕も毎日星に願いをしたんだよ」
「そっか・・なんか嬉しいな」
笑いながら話す
君の笑顔をみれるだけで嬉しい
「ねぇ、。キスしていい?」
「えっ!?///」
「・・冗談だよ(笑)」
「ハリーのバカ///」
何度もお願いをするとそのうち叶えてくれなくなるかな?
でもこれだけは本当に叶えて欲しい。
とずっと一緒にいたい。
永遠に。
を愛し続ける。
だから・・
星に願いを、を想い続けて・・・
★End★
♪あとがき兼言い訳のコーナー♪
はい、終了!書き直したのでところどころ変わってます。
行き着く先は同じでも言葉とかが違いますね。
ですので以前に読んだ方もちょっとは楽しめるかと・・・
やっぱりこれは私が1番好きだなぁ〜。
自己満足ですけどね(笑)