彼が私に笑いかけてくれたら。
彼が私の手をつないでくれたら。
彼が私にキスをしてくれたら。
彼とずっと一緒にいることができたら。
言う事の出来なかった本当の望み
「の望みをなんでも叶えてやる」
唐突に言い出した彼、ドラコ・マルフォイ。
「何?いきなり。」
「いや、時々思うんだ。って僕に遠慮してるところがある。」
「え・・」
気付かれてた
「僕達付き合ってるのに、それっておかしいじゃないか。」
「別に遠慮なんて・・・」
ただ嫌われたくなくて我儘言わないだけ
「してるだろ?・・・なんでも言ってくれていいんだ。」
「何でも・・・?」
嫌いにならないで、ずっと一緒にいることができれば
「何でも」
「じゃあ、抱きしめて」
そう言うとドラコは私を抱きしめる。
強く、痛くならないほどに力を込めて
「他は?」
「キスして」
額に、瞼に、頬に、そして口に
優しく口付ける
「?」
「・・・っ」
なんで本当の望みが言えないんだろう
こんなことじゃない。
本当の望みは
彼にしか出来ないこと
もっと
もっと
ずっと
涙が出る
「?」
ドラコはそっと私の頬に手を添えて涙を拭う。
「・・・」
ドラコの腕の中で
温かさを知り
永遠に一緒にいたい
離れたくない
離したくない
って思った
私は
ドラコの服にしがみついて
すがるように言った
「ずっと一緒にいて」
彼の優しい笑顔が目前に広がった
☆いい訳☆
友達から「いい加減ドラコの夢書いて」とリクエスト紛いのものを受けたので書いてみました。
が、失敗★久しぶりにまともなの書いたので・・なんというか、ドラコのキャラが分かりません。
これでいいのだろうか・・・(汗)はぁ・・・キリリク再開しよっかなぁ(関係ない・笑)
とにかく短くて、微妙に甘い?いや、甘くないか。そんな夢でした、チャンチャンv