皆さんはこういう経験ありますか?

朝、起きてみたらベッドの上にたくさんの(落ちるほどの)花が所狭しと置かれていた

それも血のように萌える・・・失礼(笑)燃えるような真っ赤なバラ

それも数百本と越えるだろうその花の数

茎は切り取られ、まさに花だけが。

こんな経験・・・あるわけねーだろっ!!!

 

 

 

力で奪え、情けは無用!

 

 

「なっなっ・・なんだこりゃー!!!!!!!!!

 

夢の中でそれはそれは素敵なバラ園にいた。

秘密の花園のような

とにかくバラで埋め尽くされていて。

なんだが小説や映画のヒロインにでもなったかのような気分にさせられた

しかし、そんな素敵な時間も束の間。

バラのツルが伸び、自分に巻きつくではないか。

そしてバラの花ビラが優雅に舞い、自分の顔を覆っている。

息が出来ない。

バラに殺される!!

 

というところで目が覚めた。

バラの香りで目が覚めるなんて、あら、なんてリッチなのかしらv

なんてのんきに言ってられるわけがない。

 

「気持ち悪っ・・・」

 

匂いの嗅ぎ過ぎである。

そんな匂いが隣りで寝ているハーマイオニーに気付かれないはずもなく・・・

 

ハー:「ちょっ・・・何よ、これ!?」

「わ・・かんない」

ハー:「!?どういうこと!?」

「だからわかんないんだって・・・ってかもう限界かも・・・」

ハー:「えっ?!」

「うっ・・・気持ち悪・・・」

ハー:「!顔、真っ青!!!!!」

と言って急いで部屋の窓を全開にするハーマイオニー。

新鮮な外気が入ってきてちょっとは気分が良くなる。

コップに入った水をハーマイオニーから渡され口にする

ハー:「落ち着いた?」

「うん」

ハー:「で?これはどういうこと?」

「わかんないよ。朝起きたらバラがいっぱい置いて・・・いや、敷いてあって」

ハー:「朝起きたらあった・・?なんか臭いわね」

「うーん・・・またどこかのアホが寝てる間に忍び込んだか?」

ハー:「ってことは犯人は大抵予想できるわね。・・・まず有力なのがハリーポッター」

ハーマイオニーは眉間に皺を寄せながら言う。

「でもハリーはこんなキザ(?)なことしないと思う。」

ハー:「んー・・・そうよね。きっとこんなことする暇があったら普通に寝込みを襲ってるわ」

「だよね。ってことはー・・・ジョージ&フレッド?」

ハー:「双子も寝込みを襲うタイプだわ」

「意外にもセドリックだったりして・・・」

ハー:「あー!ありえる!でもあいつかもしれないわ。」

「誰?」

ハー:「スネイプ」

いかにもやりそうである。

「いや・・さすがに先生は・・・」

ハー:「じゃあ誰よ?」

「わかんないわよ」

2人で頭を抱え込みながら考える。

と、その時。

 

バタン!

 

扉が勢いよく開いた。

そこには燃えるような真っ赤なバラの花束を持った、

同じように燃えるような真っ赤な頭をした男の子が立っていた。

 

「「ロン!?」」

 

ロ:「やぁ!!!ご機嫌いかが?」

なんだろう。このハイテンション

「ロン、まさかあなたが・・?」

ロ:「僕の贈り物は気に入ってくれたかな!?」

「いや、気に入るも何も・・・」

ロ:「ホグワーツの温室に咲いてるバラをちょっくら掠め取ってきたのさvへっvv」

へっ、じゃないだろう。

「いや。普通に怒られるだろ・・」

ハー:「ちょっと、ロン!!これ、どーいうことよ!?」

そうハーマイオニ―が捲し立てるとロンは困ったように、それでも爽やかに微笑んだ。

ロ:「忘れたのかい?今日がどんな日か・・・」

「今日・・?あぁ。私が半日あなたのモノになるっていう・・」

ロ:「そうさ!僕のモノ=僕の恋人、だろ?恋人にプレゼントを贈るのは当たり前だvv」

(そういうものかしら・・?ってか私、今ロンの彼女なの?)

ロ:「今日は休日・・・さぁ、早く支度して!!2人っきりでどこへでも行こう!!」

「どこへでもって・・どこよ?」

ロ:「が行きたいところならどこだってv」

「(脱力)」

ロ:「早く着替えて!時間がなくなっちゃうよ!!」

「(ロンってこんな人だったかしら・・)」

 

 

ここは大広間。

とりあえず朝食は済まさなければということでやってきました。

が、この現状。

ロ:「はいv、あ〜んv

「・・・」

ロ:「え?にんじんは嫌い?ダメだぞv好き嫌いしちゃv」

「・・・」

なんなんだろう。

この吐き気のするような会話は

周りからひどくブーイングが飛んでるし。

ハー:「ちょっとロン!の隣りは私よ!!」

ロ:「やだなぁ。彼女の隣りに彼氏が座る。これは常識だろ?」

どういう常識だ

ハリ:「ロン!!いつからの彼氏になったんだよ!!」

ロ:「かくれんぼで優勝した時点で」

「いや、違うだろ」

ハー:「とにかく離れなさいよ!!何よ、『あ〜んv』って!気色悪い!!

ロ:「失礼だな。彼女に食べさせて何が悪いんだよ。あ、まさかハーマイオニー、君もしてもらいたいのかい?

ハー:「なっ!!ふざけるのもいい加減にして!!」

「(誰か、助けてくれ・・!!)」

これからどうなるんだろう・・・

 

皆が争っている中で1人途方に暮れるだった

 

NEXT

 

☆いいわけ☆
あの・・すいません。ロンが変態チックで・・
ハリ:「まったくだよ!!僕のになんてことを」
ハー:「誰が、ハリーのよ!!は私のものよ!?」
ハリ:「いつからハーマイオニーのになったんだよ!」
ハー:「じゃあ、聞くけどハリーはの体見たことある?私はあるわよ?」
ハリ:「ぐっ・・」
ハー:「ハリーはと夜、他愛もない会話をしたことがある?私は毎晩してるわよ?」
ハリ:「くそっ・・」
萌:「あの・・・くだらない喧嘩はやめてくだ」
ハー&ハリ:「「だまれ」」
萌:「あの・・さん・・・すいません(汗)こんなんでも続きます・・・」